トイレの水漏れは便器だけでなくタンクやパイプ類など様々な場所で発生します。そのまま放置するとトイレから床下へ水が浸透し被害が拡大する可能性があります。水漏れを発見した場合には、なるべく早いうちに修理することが大切です。トイレの水漏れを修理する際に必要となる道具には様々なものがあります。
例えば水が漏れる原因である詰まりを取り除くにはラバーカップを使います。ホームセンターなどでは1000円程度で購入できます。手を汚さずに作業を行うには手袋が必要です。床の汚れを防ぐには新聞紙を使うとよいでしょう。
水漏れの修理ではバケツを二つ用意すると便利です。一つは余分な水を入れるために使います。もう一つは水を流す場合やパーツを洗う場合に使用します。パイプ類の接続部分にあるナットを緩めるにはレンチが必要です。
作業を行う際には止水栓を閉じて水の流れを止めることになります。止水栓を開け閉めするためにはマイナスドライバーが必要です。固着して動かない場合は建物全体の元栓を閉じます。元栓を閉じる場合には生活に影響が出ない時間帯を選びましょう。
止水栓は基本的にタンクの横にあります。マイナスドライバーで時計回りに回すと閉めることができます。ウォシュレットを使っている場合は、別に専用の止水栓があるので間違えないように注意してください。給水管の接続部分にあるパッキンやタンク内のゴムフロートなどが劣化している場合は、新しいものと交換する必要があります。
パッキンなどのパーツはホームセンターや通販サイトなどで購入することができます。