便器は陶器から作られているため、何か硬いものを落としてしまうと表面にヒビが入り、割れることにもなりかねません。そのままにしておくと水が漏れて中に入り込み、床を腐らせてしまうなどの原因にもなるので早めの対策が必要です。こうしたトラブルによるトイレの修理は、簡単なものであれば充填剤を使うことで対処できます。充填剤とはひび割れや隙間などを埋めるための商品で、ホームセンターなどで売られています。

水に濡れても問題ない耐水性を備えたものが多く、頻繁に水を流す便器の補修に最適です。トイレの修理は、表面の水分や油分をいらない布などで拭き取ることから始まります。これらが表面に付着していると、充填剤が密着せずに剥がれ落ちてしまうので忘れずに行っておきましょう。次に説明書に書かれたとおりに充填剤を用意し、ひび割れや隙間などが生じている部分に塗っていきます。

少し多めに盛り、後からはみ出した部分を拭き取るようにするとうまくいきます。完全に固まるまではある程度時間が必要なので、その間は水を流さないようにしてください。固まるまでの時間は商品の説明書に記載されています。気温の低い時は固まりづらいことも多いので、少し長めに取るようにしましょう。

固まった後、水を流して漏れないことを確認しトイレの修理は完了です。このように自分でも簡単にトイレの修理を行うことはできますが、便器が完全に割れてしまったり、中が見えてる場合には交換が必要です。専門の業者に依頼して、新しい便器に交換してもらうことをお勧めします。

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