水のトラブルには水漏れとつまりの二種類がありますが、原因はそのどちらかでも、起きる現象はつまりが元で行き場をなくした水が逆流するなど、様々です。そのため、原因は一つではないのに起きたトラブルは一つに見えたり、反対に原因は一つなのに、症状は別の場所に現れることも少なくありません。トイレの水漏れでも、原因は漏れた場所そのものを修理するだけではなく、別の場所のつまりを解消しなくては根本的な治療にならない場合があります。水回りのトラブルの修理は、まずは目の前のつまりや水漏れを解消する第一段階、汚れを掃除する第二段階と根本原因を解消する第三段階に分けることができます。

とくにトイレの場合は、流れている水が飲用ではないので、濡れた場所の衛生対策や防臭も必要です。水漏れは、目に見える場所で起こっていれば清掃や修理などの対策が可能ですが、壁の内側や床下など目に見えない場所で進んでしまえばマンションの階下に心酔したり、大切な荷物を汚してしまうなど思わぬ二次災害の恐れもあります。トイレの水が漏れた場合は、吹いただけでは原状回復できないこともあるので、修理の第一段階=目の前の現象の解消、第二段階=清掃までは自分でやっても、原因の解明と根本的な修理については自分だけではなく、プロの業者に依頼することが安心です。治ったつもりで外出し、外出中に再発することがないように、業者の手配はスピードが最優先、再発しないように根本的な対策ができたかが次のポイントです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です